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コミックマーケット77 2009年12月29日~31日 東京ビッグサイトにて開催 本家は参加をお休み サークル名 CD名 黄昏フロンティア & 上海アリス幻樂団 核熱造神ヒソウテンソク 東方非想天則 ORIGINAL SOUND TRACK 38beets LABOR PAINS PLEASANT 5150 シンフォニック東方Ⅱ ⑨ウリバタケ いろは道中 (空)がたらくぽんほ 少女酩酊中 ㈲はしやすめwithオンパシラオールスターズ はしはじめ <echo>PROJECT [eclat ] A-One DYSTOPIA a-TTTempo Prhythm! A.S.C.Y. Auto-Focus EASTERN GREEN MILE a heal (合同企画サークル) 墨染 (合同企画CD) Aftergrow Like a shooting star.EP AIR WINDOW 夢幻少女の祈る夜 ALiCE S EMOTiON Sphere Calibar Alice Music Masterpiece Alstroemeria Records PLASTIK WORLD AncientChronicle 春風と月夜と共に - Nocturnal Upper-Eastward. AQUAELIE あくえり2 AQUA STYLE 幻想天地人 ARIACROWN 東方紅蓮月 Attrielectrock ACCR a perfect day Bitter Quartz ALCHEMIST BLANKFIELD Fast Forward To End Of East Bloody Sword 東方歌謡メタル BubbleRecords RIBONN C9 Another History C.H.S Unconnected. C-CLAYS 星月夜 -ホシツクヨ- Camphor Camphor Music side create collection #1 Cat Styles 東方混淆夜 Chaos Core Recordings 東方精神裁判 chipion ELECTRiC Re ViEW ChongYoke 戦歌 Cis-Trance 200%東方ハードコア clear quartz 東方響乱樂 弐式 Crazy Voltage Drawing the Spell IV CrossGear Clelia CROW SCLAW Original Intention CYTOKINE 492357816 Dark PHOENiX Arrow Realize dBu music 星弾奏結界 天空航進曲 March over sky 蓮弾奏結界 白夜小夜曲 Serenade at midnight sun DDBY Touhou Synthesis 5 とうほうふゆまつり Demetori 曼衍珠汝華 ~ Nada Upasana Pundarika DESTRUCTIVE ANGEL Extreme Genocide Force Digitalic Party blissout Dxtliant Child Utopia Far East EastNewSound Sacred Factor Eight-Million FUTURE SCATTER Einherjar Records Prologue (Remastered Version) Ex. El Dorado Solaris Lues ELECTRIC RED Subterranean Sun Elemental note 永縁花 -The Eternal of Touhou- Elemental Records Strange Wind eS=S テクニカメリア -TechniCamellia- False&Trues techmatrix techmatrix SPECIAL DISK firephlex productions 東方解酒樽斗 Firinity Factory リトルスタート!! flap+frog dominoes e.p. Foreground Eclipse Foreground Eclipse Demo CD Vol.03 FOX RAVEL VS KINZOK ON UNEXPECTED FIGHT Fragile Online 百鬼夜行 序 free-logic Second-Logic from~?~ V.A./from~?~ Compilation Vol.1 fromadistance eureka Frontier Aja 紅魔城伝説 スカーレット・シンフォニー オリジナルサウンドトラック Frontier Records(FRONTIER CREATE) Happiness ~少女は幻想で恋を唄う~ Garage Lover! B.B.K! GAくらぶ 東方Inst ~KouL MusiC!~ Girl s short hair 境界線 Golden City Factory 東方ミッドナイトフィギュアコレクション博麗 霊夢 夜明けの紅い月 ~ Interview with the Scarlet 東方花歌暦 -2010- GP1 空也色vol.9 Grand Chariot Filled in night star GUNFIRE TOHOBEAT FLASH -EURO CLASSIC EDITION- GYAS 恋色幻想 Halozy Starry Presto HAPPY CLOVER EARTH Iemitsu. Re6-R- Re7-G- Re8-B- Innocent Key 幻想カレイドスコープ IRON ATTACK! Miss Understanding J&B airhead! JA幻想郷 (合同企画サークル) ちゅっちゅ畑でつかまえて ~Kiss Me! Hug Me!!~ (合同企画CD) K2 SOUND 麗鳴 RAY-MEI Karkan 宵星標 KARMART K style [試用版] Kinkora? とある科學の化肥添加劑 -The Golden Phantasy-? KINZOK ON GENSOU HARDSOUND #001 Kissing the Mirror with Tanaka Arctica Day of the Insane Knights of Round Knights of Round 3 Kota-rocK Ghost dignity Kraster 東方雨月譚 くらすたーのささやかなオマケCD Vol.4? Languid space FOUR BEATS Lapis moss 明鏡神水 Like a rabbit 星降る方舟 ~ Stardrop Noa s ark LiLA c Records FAR EAST BEAT Liz Triangle 神風 Lost Garden Kalanchoe tomentosa LunarComet テクノ⑨チルノ ~Te⑨no Cirno~ L連.NET 幻想マインドブラスト M2ind Manufactory UnFOrtunate M3tamix Records TOHO BEATRONIC - oriental blue - M-style 残響アシッドボイス/幾度目かの紅い月 MA S ATTACK 珍時怪異 MAGICAL HAZARD C77 デモCD MetaLuna Corruption Maqam minimum electric design 明治172年のフィクション Minstrel 夢と幻と泡と影 miskyworks Photoshop CS ⑨ monochrome-coat Euphorbia MooN Light Record 魔理沙とパチュリーのテーマによるアコースティックのための Music Mix Organization Sunday Lounge Music Pandora まだほの暗い、春の夜明け N.K.T.Kid ⑨性!グルーブ中毒 プレビュー版 N-tone Side material FLOW Natural☆High Natural☆High NEUTRAL(FRONTIER CREATE) 桜舞い散る夜の闇 NeuzKraft NeuzKraft Chronicle? NightRiders 東方倶楽義集・序 OrangeCoffee クロシロ Orpheus 夢想文楽 OTAKU-ELITE Recordings はくたく☆りぼん まじキモけーね Pizuya s Cell x MyonMyon Resurrection Ballad Pocket AD 東方パイレーツ・メタル! Presence∝fTVA Presence∝fTVA 2009 winter PURE-POLLUTION Sleepless Night QLOCKS 神様はサイコロ遊びをしない Re Volte Psalmodia -東方賛美歌集- 東方幻奏録6 Register6 空翔ケル妖怪 Rhyth ぴこぴこ☆☆うどんげいん Riverside Gran Sphere Rolling Contact 蓮弾円封 RW 戯音 rythmique Quiet Storm S-STYLE 花映 ~はなうつり~ SEA SPARROWS Re joiceable Sky Secret Garden デイブレイク -daybreak- shadow Children 東方少女応援中 2回表・開始前 Siestail かえるさん☆ダ・KERO! Silent Sphere Flower? Silver Forest 東方Starry-Eyed 東方秘封魔術 Sing, R. Sing! こうまかん☆ぷぺぽー(正式版) SJV-SC Crossing sociopath 東方星夜宴 Sonic Hybrid Orchestra S.H.O.通信 Vol.3 Sound∞Infinity Conclusion Sound.AVE Lotus SOUND HOLIC 想 -OMOI- TOHO PIANISM I Sound Online Hydrangea sound sepher Cradle2 Sounds of Liberation 綺想曲拾遺 SOUND UNiSON NEST 東方×ロボット合同誌「トーホーロボット対戦⑨」おまけCD SOUTH OF HEAVEN 東方鋼鉄魔 Soy-SOUTH 珀蘭藍花 Stratiotes Abstract strobo head stroboregister Studio *.izumi 残夏-ZANKA- Studio K.N.S. Blooming Apparitions Stygian Riverside Forsaken(DEMO) Sugar Moon Sweet Sugar surreacheese RICOTTA SYNC.ART S White Magic Alternative2009 -winter- Syrufit show me your love TAMUSIC ピアノのための東方夜想曲集「Kwaidan」 東方弦奏響8 東方四重奏2 TatshMusicCircle FAR EAST OF EAST II Teadrops MoonTears THOUSAND LEAVES Blind Night Sorrow LED TLi-synth Melancholic Road Meteoric Stream Tribullets spiral galaxy twin bird? 追憶? UFO County 無料頒布CD ver.C77? UI-70 The splendid world スバラシイセカイ Ultra Magic Mushroom SOLEIL 夜鳥選集「A」 Undefined Field キスメ合同企画(合同企画CD) Nightly Vision Reverse World united daft attack Eastend Shoegazer Unprepared Orchestra Unprepared Orchestra WAVEDRIVE 虚舟 UTZROBUNE WhiTECHNO 無料配布CD(C77) XL Project the starry sky Xotic Ms Scarlet insanity Zephill 天空の摩天楼 アールグレイ 東風谷早苗のDOKIDOKIディスク 比那名居天子のDOKIDOKIディスク 早苗と天子のダブルDOKIDOKIディスク 茜提灯 ムラサキイロ 秋の空 星影の天の原 亜紅紫 Merry Go Survive あなざーでぃめんしょん 東方鋼鉄師 荒御霊 SpellTech Upper!! いえろ~ぜぶら Special Data Disc? touhouM-1-4 SOUND DISK? いえろ~ぜぶら あーかいぶ イオシス 東方JeuXinTerdiTs ウラメンソウル wakuraba distribution うんちく商事 晴憐譜 縁側話製作委員会 東方縁側話Vol.0 東方小運動会1 オーライフジャパン 鋭鋒乃風標 岡垣正志&フレンズ SCARLET FANTASIA Ⅳ 堕武者グラインド 東方マカダミア104~Stab me if you can. 音塚 東方編曲粋 音召缶 東方音対無 -第参局- 東方幻核禄 -とうほうげんこあろく- オリエンス Passion Blossom かくてるM49 palette 華絹花 春夏秋トウホウの参 ~Fantastic Crimson Night~ かざみの物置 passed collection 株式会社虎の穴 東方恋々符 ~幻想遊歌~ 神乃木製作所 東方神楽祭Vol.3 かも 東方三番街 ~ 3rd Ave. 3rd St. E, Bailamos Samba! きくちけ 東方アレンジ集 其の弐 きちんとトンチキ 東方囃子絵巻 春雪異変ノ章「桜-SAKURA-」 君の美術館 palette ~人々が愛した幻想郷~ 餃子屋本舗 東方二胡 蝶譜 「死せる胡蝶、生ける聖僧を走らす」 狂奏楽団 東方夢幻奏 ~The dream and phantom with ephemeral tune~ 銀河ドロップス? sparkle talk? 銀針×向日葵畑 コイヤミツキ くおりあ アルバム名不明 クマノヘヤ 東方多重声 ~夢~ クラゲノボーン 東方大丈夫 けんたん亭? 東方鋼鉄物語? 恋色屋 妖符「恋花繚乱」 ココナツプリン あみゅれっとぉ。(ココナツあみゅれっとぉ。) 大吟醸かぜはふり 狐兎疋 落花流水 こなぐすり 東方河童乃薬 最高微? レザマリとヴァンパイア? 戯音楽団 Into The Mysterious Mountain 斬 東方純邦楽 Phantasmatikal Guitar Oriented 彩音 ~xi-on~ 東方志奏 4th Spell -Gust of Wind- さかばと 現世ボーダーライン 時雨月横丁 櫻花萃奏樂 ~the revival of cherry blossoms ししまいブラザーズ 大楽符 したく計画 嘉辰令月 死際サテライト ANALOG GIRL IN A DIGITAL WORLD EP 小龍包 est purple 趣味工房にんじんわいん 東方発表会 第一部 ~ピアノとアンサンブル~ 巣鴨北口店 最終飛行 ストリチナヤ 幻想郷異国紀行 スパイラル小町 東方ずっと8月 瀬々屋? 氷娘 コミケ限定盤? 瀬戸八十八夜 東方責任転嫁 瀬戸八十八夜+スパイラル小町 東方マキシマムドライブ セブンスヘブンMAXION ヒトリヤクモマツリ ヒトリヤクモマツリ After Carnival そぉい(笑) 東方おでんチルドレン 第二生徒会室 厄災のない世界へver.0 魂音泉 World s End Garden ちゃーちもーど 東方mochatronik? ちゅんちゅん雀? 紅月 -クレナイツキ-? 凋叶棕 宴 てくてくあるく。 東方演舞奏 でんしほたる 東方聖再誕 天然ジェミニ 東方香辛甘味 東京アクティブNEETs three stars 東部開拓地 オオイナル 七誌 幻想トリップ ななふれっと 東方キャサリン 虹色論理 SCARLET TEA BREAK バールのようなもの 東方聖夜祭 ~紅魔館のクリスマス~ はちみつくまさん Stardust Scraper 東方星天綺 はちみつれもん Over the Magic 発熱巫女~ず Re Starlights & An Umbrella ばらねこ 百鬼夜行(ばらねこ) ばんだいく determinismus パンの耳のもっとはじっこ 例大祭販売デモCD? ぴずやの独房 Bibamus,moriendum est. 武士的魂 真東方萌無双 ベター工房? TOHO MEZZO FORTE? へたのよこずき Partner 紅庵 モノクロームアウト 骨神一族&きのこスープす Blooming ほりっくさーびす エネルギー冷麺 お受験せんそ→☆ 舞風(MAIKAZE) 東方神月譚 舞浜ドロワーズ 東方舞闘劇 まぃん☆しぃかぁ Remember of Mine まぐなむお~ぱす 東方幻朧悠月抄 まさかど☆くらいしすっ! 不死鳥☆くらいしすっ! 街角麻婆豆 東方縦笛総集編 -第壱樂章- 迷える俺ら ハイテイだお! まらしぃ 幻想遊戯2 ~Museum of marasy 無影×少女 霊魂吟詩 メガピコ 東方デラべっぴん ウブおぱCD ユウノウミ 東方ラブストリーム 吉田未来Project 東方ギムナジウム 来夢緑 幻想のピアノ フラン日記 東方オールスター 天狗の宴会 図書館の輪舞 妖夢と猫 ロクプラス 初雪Style ロリコンの地位向上 Rising from the underground and below
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魅音は、なぜか楽しそうだった。俺はというと、視界がぼやけて、息が荒くなっている。 もう、抵抗の力も残されていない。が、魅音がひざまずき、俺は手で自分の体を起こすことを許された。 「ちょっと、圭ちゃん座って。拭いてあげるから。カッターシャツ、持ち上げててね」 俺は、小さい子供がするように、シャツをたくしあげた。 「圭ちゃんかぁいいね、レナだったらお持ち帰りしてるよ」 こちらから魅音は見えないが、感覚からして、俺のさっき放出したものを拭いているようだった。 そのうち、また気持ちよくなってくる。 「あっ……あっ……あぅ……」 途切れ途切れの息で、ヘンな声が出てしまう。 「はは、圭ちゃん出しすぎ……まだ残ってたんだね……よし、準備完了。圭ちゃん、寝て、もう一回」 もはや俺は、魅音の言われるままになっていた。シャツをたくしあげたまま、俺は寝転がった。 「圭ちゃん……いくよ?」 「な、何?」 魅音が、魅音が……少しずつ、下がってきた。一体これから、何が起こるというのだろう? 「あぅ……つっ……」 「みぉっ……あぁああ!!」 先ほどとは比べ物にならない快感が、俺の頭まで突き抜ける。 「あっぁああ、あっ……ああ……あ、あ……、あああ……あうっ……」 快感が先に来て、他の感覚が少しずつ後に追いついてくる。 狭い空間に、急に包み込まれるような感触。 さっき手でされたより、きつい刺激が、俺のものを締め上げた。そして、また爆発。 二度、三度…… 「ふぅっ……ん、はん……」 「ふふ、圭ちゃん女の子みたい……私、圭ちゃん犯してるみたいだね、ふふ……動くよ? 圭ちゃん?」 俺は、どうやら魅音の中に射精してしまったらしい。 それなのに、未だに勃起したままの俺のものを、魅音は放さない。しかも、動くらしい。動くって……何?…… 「あふっ……いつっ……やっぱ、無理、だよ、こんなの……いたぃ……ん……」 魅音は、俺のものを解放した。つるんと抜ける感覚がし、自分の分身が跳ねる感触。 あきれたことに、俺はまた、射精してしまったらしい。 「け、圭ちゃん、壊れちゃった? 出しすぎだよ、もぅ……あ、だ、ダメだわ、無理」 魅音がその場にへたり込む。 「ああ、圭ちゃん、返事してよ?」 「ん、うん……なんだ?」 「へへ、圭ちゃんのちんちん、びんびんのまんまだよ」 「ちんちん言うな、ちんちんって!」 そんな魅音の言葉にも、反応してしまった。 「あは、跳ねてる」 「いや、たぶん……こんなこと、したことなかったから……」 「こんなことって?」 「お、俺……その、ォナニーとか、その、やり方、知らないんだよ」 ごにょごにょと、俺は言った。オナニーや自慰という単語は知っている。でも、どうやってやるのかは知らない。 「ま、マジで?」 「その、こすりつけたりしたことはあるけど、どうするのかって……」 「そりゃ、出るわ……へへ、ちょっと待っててね」 ごそごそと、魅音が何か動いているのが見えた。 「圭ちゃん、私の胸、その……時々見てたよね? 気付いてるんだよ、私」 「うっ、やっぱりわかるか……」 「そんなのあたりまえじゃん……私、気にしてるし。こういうの……」 「だって、その、ぉっきいし……」 「ふふ、普段ならもっと大きい声でいうのにね……その、こういうのでも……気持ちよくなるらしいよ?」 今までとは違う、柔らかい感覚が、俺のものを包み込んだ。 「はぅっ……」 にちゃにちゃと音がする。さっきと違って、拭いていないからだ。 「ふふ、圭ちゃんの、えっちな音がするよ? ほら、聞こえる?」 「み、みぉ、おやじみたい……」 「失礼だなぁ、やめるよ?」 「ごめん……」 「そうそう、正直が一番」 魅音は、包むだけじゃなく、今度は上下に動かしてみた。 「む、難しいな、これ……」 つるつる滑って、俺のものがちゃんと固定できないらしい。それでも十分気持ちよかった。 「よっ、ほっ……」 まるで、俺のものをオモチャにでもするように、魅音はつつきまわした。 「ちょ、魅音、また……でるっ……」 「出させないよ」 魅音は、自分の髪の毛を結んでいるゴムを、俺のものの根元に括りつけた。 「ちょ、そんなことしたら、ちぎれちまう……」 「大丈夫大丈夫。その代わり、出ないけど」 魅音の動きが、突如として激しくなる。 「あぅ、出るっ……アムロぐらい出る……いっきまーす……」 「ナニわけのわからんこと言ってるの、出ないって」 本当に、出ない。確かに射精したい感じがあるが、なぜか止まっている。ああ、さっきのゴムか…… 「みお、はずして……くれ……」 「だーめ、出ちゃうでしょ?」 「つ、つらいんだよ……なぁ?」 「ふふ、徹底的にいじめてあげる」 魅音は胸でいじくるのをやめた。びくびくと跳ねる自分のものが、どれだけ反り返っているのか、見ないでもわかる。 「びきびきだよ、圭ちゃんの……はむっ」 また、電撃が走る。足が何度も何度も、まっすぐになって、机をがたがたとゆらした。 「ダメだね、手もしばっとかないと」 魅音は、近くにあった、誰かが忘れた袋の紐をぬきとり、俺の手を後ろ手に縛った。 やたら手馴れた動きだ。 「あ、危ないって、魅音……」 「ふふ、このまま放置しようかな?」 「やめてくれ、魅音……」 「やめてください、でしょ?」 「やめて……ください……」 「うん、やめてあげる。その代わり、圭ちゃんの気が狂っちゃうぐらいゴーモンしてあげるけどね」 今度は魅音がなにをしているのか見えた。俺のちんちんを、口に含んでいる。 そして、もごもごと口の中で動かしている。それを見た俺は、二重で快感が走ってきた。 「だ、出させて、魅音……千切れる……」 「だめだよ、節操のないおちんちんは、おしおきしないと」 魅音が一度口を動かすたび、俺の足はぴんと張った。 「出させて……ください 「あーめ。あとりゅっぷんらえて」 「ふぇ、そ、そんなぁ……」 あと、十分……本当に気が狂ってしまう。 「魅音っ!」 「ふぇ、へ、へいちゃん!」 俺は、魅音を体重に任せて倒した。 もちろん、口のなかに俺のものが入ったままだ。 「うぇ、へ、へいちゃん、ろいて!」 「あ、あぅあああ、あああ!」俺は、狂ったように腰を振った。自分でも壊れていたと思う。魅音の口を犯すように、ただただ振り続けた。 魅音の歯で、ゴムが外れたのか、俺はいつの間にか射精していた。やがて、俺の腰の動きも収まってくる。 「あぅ……おぇっ……ひどいよ、圭ちゃん……無理やり……するなんて」 「あ、ああ……あ……あ、あ、あっ……ああっ……」 俺は、魅音の口の中から出しても、まだ射精していた。 気がつくと、俺は服を着て、手を解かれた状態だった。 「圭ちゃん、そろそろ起きて?」 あたりは真っ暗。魅音がそこに要るのかさえ、疑わしい。 「ん……魅音……」 俺は、魅音を抱きしめた。 「ちょ、圭ちゃん……ダメだって、もう……」 「魅音、魅音……」 俺は、うわごとのように、魅音を抱きしめ立ったまま魅音に向かって腰を振る。もちろん、ズボンははいたままだ。 「圭ちゃん……ごめん、やりすぎて馬鹿になっちゃったんだね……」 「魅音……はっ、俺は何を?」 「ナニしてた。あははは」 魅音は、それだけ言うと、どさりとその場にへたりこんだ。 「魅音」 「圭ちゃん」 お互いの名前を呼び合う。 「おんぶ」 「はい?」 「立てない。おんぶ」 魅音は、座ったまま手を前に突き出す。俺に乗る気満々だ。 「仕方ねぇな……ほら!」 俺は、おんぶの準備動作に入った。魅音が後ろから俺に抱き付いてくるのを感じた。 「ねぇ、圭ちゃん?」 「なんだ?」 「これから……毎日しよーね?」 「は、はぁ!?」 「毎日六回はしよう。オナニー禁止。他の女の子見るのも禁止。圭ちゃんのちんちんは私のものー」 「だから、ちんちん言うなって! 女の子見るなって、生活できねぇじゃねえか!」 魅音は、俺を後ろからゆする。 「だってー、圭ちゃん絶対浮気するもん」 「しねえよ」 「なんでー? 証拠は?」 「ほらよ」 俺は、突然うしろに振り向いて、魅音の顔を手で寄せた。そして、ほっぺにキスをする。 「ふえっ!」 「俺が魅音を好きだから。不十分か? それで?」 「う、うん、不十分だね」 「そうか……じゃあ、どうすんだ?」 「ケッコンして」 「ぶっ!」 俺は、一瞬前のめりに倒れそうになる。が、魅音がうまく体重移動をして、それをさせなかった。 完全に俺を乗りこなしている。 「するときはやさしくして」 「おいおい……」 「寝る時は、電話でお休みって言って」 「それぐらなら、やってやるよ」 「さよならって、言わないで。絶対」 「ああ」 「それから……それから……」 「ちょっと待てよ、その前に、俺から一つ。魅音、笑ってくれ。泣くな」 魅音は、ずっと泣いていた。俺の背中で、ずっと、ずっと。 「だって……だって……私、レナ、裏切ったんだもん…… 同じ高校生になるまで、絶対待とうって……私から……言ったんだよ?」 「ひでぇな」 「ちょっと、圭ちゃん、フォローしてよ」 「ダメだね。それは出来ない。魅音は悪い子だ」 「圭ちゃぁん」 また、魅音が俺をゆする。 「でも、言うこと聞いてくれたら、きっといい子だ。保障する。」 「ん……わかった」 魅音は、やっと俺の願い通りの笑顔を見せてくれた。 俺は、雛見沢の馬鹿みたいに綺麗な星空の下、ふらふらになった腰を支えつつ、魅音の家へと歩いていった。 俺の願いは魅音の笑顔 ―完―
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山狗×部活メンバー 「ほっ、良い体してやがるぜ…ふっ、んっ、ちゅばっ…」 「うわぁぁぁあぁああん!!やめて、やめてよぉお!!ひぐ、ふっく!…っう、…っえ…」 突如襲いかかってきた複数の山狗たちにどうする事も出来ず、魅音は泣き叫んでいた。 体中唾液にまみれ、テカテカになりながらも芋虫のように這って山狗から逃れようとする。が、押さえつけられてそれも出来ない。かえってそのクネクネとした動きに煽られ、山狗たちは余計に燃え上がってしまった。 あっというまに服を剥ぎ取られた魅音は、男たちのされるがままに弄ばれていく。 「ひゃ、あああぁうっ!やだぁああ、圭ちゃん助けてぇええええええっ!!」 「すっげーやわらけぇ!ガキのくせに立派な乳だな!」 「乳首ビンビンじゃねーか。この淫乱メス豚がぁあっ!」 「ひぎぃぃい!いっ、痛っ、やめてぇえ!!」 ぎゅう、と乳首をつねられ魅音が悶絶する。が、男たちは尚もそのたわわな胸で遊び続けた。掌でやわやわと揉み、人差し指と中指で乳首をつまむ。 「でけーな… 見ろよ、乳首くっつくぜ!」 「や、やだぁあっ、ん、そんな事しないでぇえっ!」 男が魅音の両乳首を擦り合わせる。舌でもない手でもないその微妙な感触に悶えた。 「あっ、ひぁっ、んあぁぁあ!ら、らめぇ、やぁああっ!」 男がちゅうぅと乳首を吸った。魅音は顔を赤らめていやいやとかぶりを振る。 …最初こそ泣き叫んでいたものの、魅音の声が次第に甘ったるい声に変わりつつあるのを男たちは見逃さなかった。 「どれどれ、っと。味見させてもらうぜ?」 「…っあ!?や、だめ、それ、…っふぁあああああん!!!」 男が魅音の脚を開き、まだ開ききっていない花の蕾に口をつけた。じゅるじゅると大きな音をたて啜っていく。言い知れない感覚に魅音は絶叫した。 はむ、と突起を咥えられ、電撃がビリビリと走る。脳天から痺れていくような、そんな感覚。 「ひゃぁぁあああああっあ……っふ、…んぅうぅうぅううううっ!!」 「なんだぁ?ここが良いのか?」 男がそのぷっくりとした肉芽に舌を沿わす。つつ、となぞる舌のザラザラした感触。甘噛みされ、剥かれ、ソコはもう痛々しいくらいに充血していた。 「あっ、…は、ふぁぁ、ひぅん…!!」 快楽で頭がどうにかなりそうだった。1人の男に秘部を吸われ、舐められ、1人の男に胸を揉まれる。…いや、もう既に快楽でおかしくなってたのかもしれない。 気付けば自分で乳首をいじっていた。冷たい指先が触れ、体がぴくんと跳ねる。 誰に命令されたわけでもない。―――もっと気持ちよくなりたい、という意志からだった。 「…はは、見ろよコイツ、自分で乳首いじってやがる!とんだ変態だな!」 「じゅる、…へ、……ぴちゃ、この女、オちた…な、むふ」 「あぁぁあああああぅん!!いっ、ひゃぁああぁぁあぁぁああああ!!!」 びくん、と大きく体が跳ねた。ぷしゃっという音と共に液体が男の顔にかかる。 …魅音は潮を噴いてイってしまった。 「はっ、は…はあっ、…はふぅ…っ」 上下に身体をはずませ、荒い息をする。つ、と汗がつたうその赤い顔はたまらなく扇情的で、男達の欲望をそそった。 「ひゃひゃひゃ、顔射されちまったぜ」 「じゃあ挿れるぜぇ!」 1人が魅音の足をがばりと開き己のソレを宛てがった。 充分に潤いを帯びたソコはひくつき、吸い付くように男のモノを誘い込む。 「おらぁああああっ!」 「ふやあぁぁああぁぁあああああぁぁああああ…!!!!!!!」 ズン、と衝撃が体を貫いた。男はガクガクと腰を打ち付ける。…痛くはなかった。あれだけ濡れていたのだから当然といえば当然だ。あるのは快楽のみで、魅音は言いようのない快感に言葉を失い、失神しそうになる。 「っく、この女っ、きゅうきゅう締め付けてきやがるぜ…!」 「ふぅっ、やあっ、く、…あぁぁああんっ!!!」 魅音の締め付けに負けじと男は腰を振る。じゅぽじゅぽと粘着質のいやらしい音が響いた。それすらも美しい音楽のように聞こえる、と思った私の頭はどうかしてる。…魅音は自嘲した。 やがて腰の動きは速くなり、男の余裕も無くなって行った。 「イく、イくイぜぇええええっ!!!!うぁああああっ…」 「んぁああっ、ひぅ、くうぅうううううううううっ!」 どくんっ…… 男は魅音の中で果てた。 ぬぽん。男のモノが引き抜かれる。魅音はそれを名残惜しそうに見つめた。さっきまであった異物感が無くなり、秘部が寂しく感じる。 「おい、コイツまだ物欲しそうにしてるぜ。もっと欲しいのか?」 「挿れてほしかったらおねだりしてみろよ。…そしたらこのぶっといチンポでひぃひぃ言わしてやらぁ!」 男が自分のモノを取り出す。その大きさに、魅音はごくりと喉を鳴らした。 自分のソコはまだずくずくと疼き、肉棒を欲しがっている。でも僅かに残ったプライドがそれを拒んだ。…こんな奴らに屈したくない。だけど、…… 「んぅっ!?」 男のモノが入り口に押しつけられた。しかし、挿入するわけではない。ぬちゃぬちゃと先だけを出し入れし、もどかしさに身を捩る魅音を見てにやにやといやらしく笑う。 「ほら、…言えよ?気持ちよくなれるぜぇ………?」 「ふ、は……………」 負けたくない。屈したくない。そんな屈辱的な事したくない。…そう思うが、心の中でもう1人の自分が呟く。 もうどうなったって良いじゃないか、どの道私たちは殺されてしまうのだから。…そうだ、せめて相手を圭ちゃんと思えば。 今目の前にいるのは圭ちゃんなのだ。圭ちゃんが私におねだりしろと言っている。…圭ちゃん… じわり、とまた何かが込み上げてくるのを感じた。 「………ぃ、……」 「あ?聞こえねぇなぁ!」 「い、挿れて…挿れてください、…ぁああああああっ!」 男は魅音が言い終わらないうちに自分の欲望をぶち込んだ。 じらされた分だけ敏感になっていた魅音はそれだけで達する。 ひくひくと微かに震え、ぐったりと倒れこむが、男達は休憩を許さない。 「まだまだぁっ!!っお、ふっ、おおおっ!」 「あっ、や、激し…っ!圭ちゃあぁあんっ!!」 男は腰を振る。何度も何度も。 私は喘ぐ。何度も何度も、大好きな圭ちゃんの名前を呼びながら。 ああ、抗えなかった…そんな事をぼんやりと思いながら、魅音は目の前の快楽に身を墜とした―――――。
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高町なのは 【人物】 魔法少女リリカルなのはシリーズの主人公 時空管理局機動六課に所属し、スターズ分隊の隊長を務める若きエース。 魔導師としては天才的な素質を持ち、魔導師ランクは空戦S+(普段はAAまでリミッターが掛けられている)である。 温厚な性格で面倒見がよく、さまざまな人物から信頼されている。 砲撃戦を主体とし、高い防御力と強力な一撃による重装甲タイプの魔導師である。 幼少時から正式な訓練ではなく実践を重ねたことから、単独で戦える砲撃魔導師としてのスタイルが確定した。 Strikersでは本人曰く、ティアナと同じ(後方からの援護射撃)ポジションとのこと。 【別称】 エース オブ エース 【登場時間軸】 機動六課の襲撃の後、ヴィヴィオのぬいぐるみを発見し、精神的な動揺が見られた後にした。 【支給品】 レナの手作り弁当@ひぐらしのなく頃に解 【本作での動向】 魔力限定のレベルは80% このロワイアルの設定と時間軸から、最初の動揺が少し激しいキャラクターにしている。 しかし決意を胸に秘めた後は、プロジェクトの打破と他の参加者の為に行動するキャラクターに復帰した。 早乙女アルトと接触し、ランカの為に行動する彼を放っておけず、半ば無理矢理彼と共に行動する。
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ツムツム攻略Wiki|ゲームエイト - Game8[ゲームエイト] 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】カレンチャンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ”(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/363.html
「み、魅音!? ち、違うんだっ!! これは……」 ……私が、地面に広がる染みを見つめている。 足元には自分の見た光景に動揺し、落としてしまった紙コップ。 あはは……。 せっかく、綿流しの準備を手伝ってくれている圭ちゃんのために持ってきたのにね。 ……タイミング悪いなぁ、本当に。 なんで……物陰でキスをしようとしている場面になんて出くわすかなぁ……。 「あらあら……ダメじゃないですか、お姉。しっかり持ってなくちゃ。……でも、わざわざ持ってきてくれたんですね。ありがとうございます」 「あ、いや……し、詩音のため持ってきたわけじゃ……」 「私の圭ちゃんのために持ってきてくれて」 ぐさりと。 詩音の言葉が私の心に突き刺さった。 ……もういいよ、帰ろう? こんなところに居たって、良いことなんてないから。 ……知りたくも無いことを知ってしまうだけなんだから……。 「……わ、私の、って……。し、詩音と圭ちゃんは、別にそんな……」 「そんな関係ですよ? 私と圭ちゃんは」 もういいからさ……。 「だ、だって! 詩音と圭ちゃんが初めて会ったのは一昨日でしょ!? それなのに……」 「出会ったその日に好きになっちゃいけませんか? 雛見沢分校に通うことにしたのだって、圭ちゃんのためですし」 もう……いいから…………。 「で、でも……だって……」 「それに私の圭ちゃん、って表現はそんなにおかしくありませんよ? だって、私と圭ちゃんは…………」 「……………………ん」 チュンチュンと、スズメの鳴き声が聞こえる。 差し込んだ太陽光が新しい一日の訪れを告げていた。 ……もう朝か。 「……なんでだろ……」 ……なんで今更、あんな夢を見たんだろう。 せっかく忘れようとしていたのに。 意識しないようにして、上手くやれていたのに。 それなのに……。 「……圭ちゃん……」 ……でも、本当は気づいてる。 私が忘れたとしたって、圭ちゃんと詩音がそういう行為に至ったという事実が覆ることはないってことくらい、気づいてる。 結局、忘れるなんて逃げでしかない。 だから、私が本当に圭ちゃんと恋人同士になりたいのなら。 圭ちゃんに、しっかりと自分の気持ちを告げるしかない。 ……でも……。 「……それが出来たら、こんなに悩んでないって……」 ……圭ちゃんは私を男友達のように思っている。 それは私が望んだことでもあるし、私もその関係が気に入っている。 だから、私の気持ちを伝えることで……圭ちゃんとの関係が崩れることは望ましくない。 ……それに、詩音が本気で圭ちゃんを好きだってことくらい、分かってる。 だから……。 「……はぁ……」 ……なんだか気分が優れない。 あんな夢を見たせいで、圭ちゃんや詩音の顔をまともに見れる自信もないし……。 今日は休んじゃおうかなぁ……。 「おはようございます、圭ちゃん!」 「おはよう、圭一くん!」 玄関のドアを開けると、詩音とレナが元気よく挨拶してくれた。 毎日毎日、俺を迎えに来てくれるのだから、本当に頭が下がる。 でもなぁ……。 「いま何時だと思ってるんだっ!! 少しは俺の迷惑を考えろッ!!」 俺に怒鳴られたふたりは、顔を見合わせ曖昧に笑いあう。 ……現在の時刻は午前五時。 当然、登校するには早すぎる。 ……詩音が登校時、俺を迎えに来てくれるようになったのは二学期に入ってからだ。 しかし、本来ならそれはレナの役目。 だからなのか、レナは詩音より早く迎えに来るようになり……。 結果、詩音もそれに張り合う形で、どんどんエスカレートしていった。 「とりあえず上がってくれ……。まだ登校するには早いからな。俺、着替えてくるから。……あとでみっちりと説教してやる」 「え~、なんでかな、なんでかな? レナたちは何も悪いこと、してないよ?」 「そうですよ。私やレナさんは何も悪いことなんかしていません。悪いのはお寝坊さんな圭ちゃんです」 「……もういい。……とにかく上がってくれ」 「「お邪魔しま~す!!」」 「……遅いな」 ……魅音が待ち合わせ場所に現われない。 毎日、時間きっかりに来るのだが、今日は既に待ち合わせ時刻を五分も過ぎている。 いつもなら、「しおーーーん!! 圭ちゃんから離れろーーーッ!!」とか叫びながら走ってくるんだが……。 「圭一くん、どうする? もう先に行ってもいい時間だけど」 「どうするって言ったって……。来ないなら先に行くしかないだろ。俺たちまで遅刻するわけにも行かないし」 「そうですね。お姉に限って休むなんてことはないでしょうし。きっと夜更かしでもして寝坊したんだと思います」 ……寝坊、か。 なんか魅音らしくないな。 ……何かあったんだろうか? 「圭一くん、急ごう! 走らないと間に合わないよ!」 「え? ……あ、あぁ」 「ほら、ボサっとしてないで。急ぎますよ、圭ちゃん!」 「しっかし、珍しいこともあるもんだな」 俺たちはいつものように授業という名の自習にいそしんでいた。 さっきから話題になっている約一名を除いて、だが。 始業時刻を過ぎても現われないと思っていたら、風邪を引いて休むだなんて……。 昨日、あれだけ部活で大騒ぎしといて風邪を引いた、ってことはないと思うんだけどな。 「う~ん……。季節の変わり目だからね。圭一くんも気をつけなきゃダメだよ?」 「へいへい。……でも、怪しいよなぁ? 風邪とかなんとか言っておいて、本当はズル休みなんじゃないか? なぁ、詩……」 ……詩音に話掛けようとして、様子がおかしいことに気づいた。 詩音は難しい顔で教科書を見つめている。 「……どうした? 解らない所でもあるのか?」 「………………。…………えっ? なんですか、圭ちゃん?」 「いや、だから。解らない所でもあるのか、って……」 「ぁ……はい。この問題なんですけど、難しくて全然解けないんですよ」 「……詩音。それ、歴史の教科書なんだけどな」 「へっ?」 当然、歴史の教科書に解くような問題なんて載っているわけがない。 魅音が風邪を引くなんて珍しいと思っていたら、詩音までらしくない。 一体どうしたっていうんだ……? 「……詩ぃちゃん、どうかした? 悩みごとならレナが相談に乗るよ?」 「ぇ、いや……あはは! 今日はお姉が居ないから圭ちゃんを独り占めできるなー、って思ってただけです」 そう言って肩を寄せてくる詩音。 ま、毎日毎日、こいつは……。 「だーかーら! 授業中にくっつくのはやめろってのッ!!」 「前原くん! 授業中ですよ!!」 「ぐっ……!? す、すいません……」 ……知恵先生に怒られてしまった。 あ、ふたりとも笑ってやがる。 くっそー、他人事だと思って……。 ……そういや、詩音とレナって妙に仲がいいよな、最近。 …………。 お袋からレナを経由して、詩音に変な情報が伝わらないか心配だ……。 「ハァ……。やっと解放してくれたか……」 へろへろになった俺は机に突っ伏す。 詩音は俺というオモチャで遊び飽きたのか、今度は沙都子とじゃれ合っている。 カボチャがどうのと言い争っていたが、どうやら詩音は食べさせることを諦めてしまったようだ。 ……あ、でも詩音が沙都子に食べさせているコロッケは……さっき俺が食べたのと同じカボチャコロッケだ。 俺と一緒に食べていた梨花ちゃんは沙都子の横でニコニコしている。 あとで沙都子の頭を撫でるつもりなんだろう……恐ろしい。 ……それはさておき、久しぶりにゆっくりと弁当を堪能できるな。 「お、うまそうなミートボールだな。ひとつ貰うぜ、レナ」 「あ、ダメだよ! 圭一くんっ!!」 弁当箱からミートボールを取ろうとしたら、レナは弁当箱を引っ込めてしまった。 ………………なんで? 「……レナ。俺って、なにかレナを怒らせるようなこと、したか……?」 「もぅ、そうじゃなくって! 私のお弁当なんて食べたら、詩ぃちゃんに怒られちゃうよ?」 「は? なんでだよ。だって、魅音の弁当なら毎日食べてる……っていうか、詩音が食べるように勧めることだってあるぞ?」 「魅ぃちゃんは詩ぃちゃんの妹なんだよ? だから、特別。私は他人なんだから、圭一くんがお弁当なんて食べたらダメなの!」 「なんだよ、それ……。……っていうか、レナ。お前、今おかしなこと言ったぞ?」 「え? 何のことかな?」 「魅音が詩音の妹って。逆だろ? 詩音が魅音の妹だ」 「……あれ? あれれ? レナ、そんなこと言ったかな……かな?」 「言った。確かに言った」 「あれれー……?」 レナは自分が何故そんなことを言ったのか理解できずに、首をかしげている。 ……魅音が詩音の妹ねぇ。 「はぅ~……。でもさ、圭一くん。詩ぃちゃんって、どことなくお姉ちゃんっぽいと思わないかな?」 「うーん? どうだろうな……」 詩音たちの方へ目線を移すと、梨花ちゃんがかわいそかわいそと言いながら沙都子の頭を撫でていた。 どうやら沙都子は、己が食していた物の正体を知ってしまったようだ。 「ふえぇぇぇん!! 酷いですわ、詩音さん! もうカボチャは食べさせないって、さっき言いましたのにーッ!!」 「酷くなんかありません! だって、沙都子はさっきまでおいしいおいしい、って言いながら食べていたじゃありませんか!」 「そ、それは……そうですけれど……」 「沙都子はカボチャが嫌いなんじゃないんです。カボチャが嫌いだと思い込んでいるだけなんです! さぁ、もうひとつ食べてみましょう。きっとおいしいはずですよ」 「……うぅ……。……わ、分かりましたですわ……」 沙都子は恐る恐るカボチャコロッケを食べようとしている。 うーん、姉っぽい……か? 「……仲良くなったよね。沙都子ちゃんと詩ぃちゃん」 「確かに。詩音が転校してきた頃に比べると、かなり打ち解けたよな」 最初の頃は、詩音が沙都子を嫌いなんじゃないか、ってくらい冷たくて。 それで、沙都子が仕掛けたトラップが原因で大喧嘩したんだよな。 その時の光景を思い出したのか、レナは楽しそうに笑う。 「凄かったよね~。詩ぃちゃん、烈火の如く怒って。あんなに怒った詩ぃちゃん、初めて見たなぁ」 「……笑えないんだけどな。巻き添えを食らった身としては」 「あ、ごめん。そうだよね。……圭一くんが止めに入ってなかったら、もっと大変なことになってたかな、……かな?」 「あの椅子が沙都子に当たっていたら、笑い事では済まなかっただろうな。……それを考えるとよくここまで仲良くなったな、って思うよ」 ……もしもあの時、教室の床を濡らした血が沙都子の物であったなら。 沙都子と詩音の関係だけではなく、俺と詩音の関係も悪化していた可能性は高い。 「でも、あの二人が仲良くなるのは当然だよ? だって詩ぃちゃんは悟史くんが好きで、沙都子ちゃんは悟史くんの妹なんだから」 「ああ、そうだな。………………結局見つからなかったな、悟史」 「あ、うん……。でも、きっと見つかるよ? 富竹さんも向こうで探してくれてるって、鷹野さんが言ってたし」 「だといいんだけどな……。あれだけ探し回って、手がかりすら無いとなると……」 「大丈夫なのですよ」 「「えっ?」」 俺とレナは声のした方へ振り向き……梨花ちゃんが俺たちの近くまで来ている事に気づいた。 どこから聞いていたのか、ニコニコと笑っている。 「悟史は帰ってくるのですよ。これはもう決まっていることなのです」 「そっか……。梨花ちゃんがそう言ってくれるなら、きっと帰ってくるんだろうな」 「圭一。きっと、ではないのです。絶対なのです」 「……それは予言ってヤツか? オヤシロさまの……生まれ変わりとしての」 「はいなのです。オヤシロさまに教えてもらったのですよ。にぱー☆」 梨花ちゃんはそれだけ言い残すと、詩音と沙都子のところへ戻……らずに教室を出て行った。 学校へ来ているらしい監督のところへでも行くつもりだろうか? ……最近、梨花ちゃんと監督って、真剣な表情で話してることが多いよな。 俺の知らない所で、沙都子のメイド化計画が進行しているのかもしれない……。 「……だってさ、圭一くん。梨花ちゃんも絶対だって言ってくれてるし。悟史くんは必ず帰ってくるよ」 「そうだな。……っていうか、帰ってきてもらわなきゃ困る。あいつらの為にも……」 普段はあまり口にしないが、沙都子や詩音が悟史に会いたくないはずはない。 沙都子は悟史にべったりと甘えていたそうだし、詩音だって……。 「……あれ?」 そこで気づいた。 俺は悟史と沙都子の関係についてはある程度知っている。 レナや魅音たちが教えてくれるからな。 でも悟史と詩音の関係ってのは、ほとんど……全くというほど知らない。 なぜ詩音が悟史を好きになったのか。 一年前にふたりの間で何があったのか。 俺は…………知らない。 「圭一くん? どうかしたの?」 「あ、いや。……大したことじゃない」 ……俺の考えすぎだろう。 別に隠してるわけじゃなくて、俺が聞かないから話さないだけだと思う。 今度、機会があったら詩音に聞いてみるか。 そこで俺は再び詩音たちの方へ視線を移した。 ……ん? なんか詩音がおろおろと取り乱していて、沙都子は喉に何か詰まらせたのか、顔が青白く……。 「おわぁあぁああああ!!!?? さ、沙都子ぉ!! 大丈夫かッ!!?」 「沙都子!? 大丈夫ですか、沙都子!!? レナさん、お飲み物をください!」 「はい、詩ぃちゃん! 早く飲ませてあげて!」 沙都子はこくこくと麦茶を飲み、喉に詰まらせていたカボチャコロッケの残骸を洗い流した。 なんとか事なきを得たようだな……。 「……げほっ、げほっ……。……もうカボチャはこりごりですわー……」 「沙都子、ごめんなさい、沙都子……。私が無理に食べさせたばっかりに……」 「……顔色が良くないね。念のために監督に診てもらった方がいいかな?」 「そうだな。沙都子、おぶって保健室まで連れてってやるから、こっちへ来い」 「……お、大袈裟ですわよ……。……そこまでしていただかなくても結構ですわ……。……ひとりで歩けますから……」 「何を言ってんだッ! そんなにふらふらしてるくせに遠慮なんかすんな!! 第一、歩いて行かせる方が心配だ!」 「……も、申し訳ありませんですわね……。……それなら、お言葉に甘えさせていただきますですわ……」 ……ったく、しっかりしてるのはいい事だが、ここは強がる場面じゃないだろう。 しかし悟史も大変だな。 せっかく帰ってきたとしても、こんな意地っ張りの面倒を見なきゃならないんだから。 「はぅ~……。か、かぁいい、かぁいいよぉ……」 あの後、沙都子を監督に診てもらったが大したことはなかった。 ただ、明日の定期診察だか定期健診だかをついでにすることになったらしく。 梨花ちゃんも付き添って、監督に連れられて診療所へ行ってしまった。 それならレナは誰に対してかぁいいかぁいい、と言っているかというと……。 「起こすなよ、レナ。疲れてるみたいだから」 ……詩音が眠いのは当然だ。 バイトだって大変だろうに、弁当を作ったうえにあれだけ早く迎えに来るんだからな。 「はぅ……。でもでも! スヤスヤ眠ってる詩ぃちゃん、こんなにかぁいいよ……?」 「いや、スヤスヤって感じではないと思うが……」 詩音は珍しくよだれを垂らしながら、いびきまで掻いて眠っている。 まぁ、確かに寝顔はかわいいかもしれないけど……。 「普段はもっと静かなんだけどな。いびきを掻くのなんて、初めて見るよ」 「ふ~ん。……圭一くん?」 「ん? どうした?」 「なんで圭一くんは、詩ぃちゃんが普段はいびきを掻かない、なんて知っているのかな?」 「えっ?! い、いや、それは……。……し、詩音ってさ! 俺の家に遊びに来ると、よく昼寝するんだよ! バイトで疲れたとかなんとか言って……」 「ふーん、そうなんだ。ところでさ、これを見てくれるかな?」 レナはそう言うと、机に伏して眠っている詩音の首筋を指差す。 そこには少し大きめで、目立たないような肌色の絆創膏が貼られている。 「最近ね、よく貼ってるんだよ? おかしいよね。こんな所に絆創膏なんて、あまりしないと思うし」 「それは……きっとさ! 首を掻き毟りたくなる奇病でも流行ってて、そのせいなんじゃないか?!」 「レナはキスマークを隠しているんだと思うな」 「……………………」 ……重苦しい空気が場を支配する。 校庭から聞こえる低学年の子供たちの声が、やけに遠く感じられた。 「…………ごめんね、圭一くん」 「……レナ……?」 「レナね、怒っているわけじゃないの。私たちくらいの歳だと、ちょっと早いかなって思うけど。好きな人同士がそういうことをするのって、自然なことだと思うし」 「…………」 「でもね。圭一くんと詩ぃちゃんがお付き合いしているのなら。なんで……レナたちに秘密にするのかな、って」 「いや、それは……」 「別にやましいことじゃないのに。なんで隠すのかなって、……思っちゃうよね」 「………………」 ……どう説明すればいいのか。 ……事情を話すべきだろうか……? いや、でも……。 「圭一くんは詩ぃちゃんとお付き合いしてるんだよね?」 「…………レナ。悪いんだけどさ、今は……答えられない。でもさ! きっと、近いうちに話せるから……。だから……」 「……それまでは、みんなには内緒にしてほしい?」 レナの問いに、首を縦に振ることで答える。 「……そっか。それなら今の話は訊かなかったことにするね」 「……悪い……」 「ううん。気にしないで。……それとさ、圭一くん。もうひとつだけ、どうしても気になることがあるんだけど」 「なんだ……?」 「詩ぃちゃんと喧嘩でもした?」 「……喧嘩? なんで……そう思うんだ?」 「最近、ちょっと詩ぃちゃんに冷たいよね。邪険にしてるっていうか」 「なっ!!?」 …………なんで、……そんな事まで解るんだよ…………? 必死に隠そうとしていたことを……あっさりと見透かされた。 「少しだけね、心配になったから。聞いてみたんだけど」 「……別に喧嘩したわけじゃない。詩音が悪いわけでもないし。……悪いのは俺だと思う」 「……どうして?」 レナの哀れむような、それでいて優しい笑顔に……少しだけ心が落ち着いた。 もっと落ち着く為に、深呼吸をひとつ。 …………大丈夫。 レナは俺を追い詰めようとしているわけじゃない。 ……だから……隠す必要なんか、ない。 「……バランスがさ、取れていないんだよ。俺の気持ちと……詩音の気持ちの」 「詩ぃちゃんに好きだ好きだ、って言われるのが恥かしい? それで、照れ隠しに冷たくしちゃう……?」 「別にそういうのが嫌だってわけじゃないんだぜ? ……解ってるだろうから隠さないけど、俺だって詩音が好きだからな」 「うん。知ってる……」 「たださ。ずっと一緒に居て、あれだけ真っ直ぐな好意をぶつけられ続けると、……少しだけ、つらいときがある」 「……詩ぃちゃんの気持ちが大きすぎて、圭一くんには支えきれない?」 ……他人にはとても理解出来ないような俺の心情を、レナはすんなりと受け入れてくれた。 だからなのか……もう少しだけ、愚痴を吐きたくなった……。 「花……ってさ。水をやりすぎると枯れるだろ……? ……それに似てると思う」 「……でも、圭一くんはお花じゃない。人間だよ?」 「分かってる……。 ……結局さ、俺の感受性が幼いのが原因なんだと思う。詩音の気持ちを素直に受け止められないのは」 俺がもっと大人だったのなら。 ……精神的に成熟していれば、詩音の気持ちに対して、こんなに戸惑うことはなかったんじゃないだろうか……? 「……だからさ。……悪いのは俺なんだ…………」 「…………圭一くんは悪くないよ」 「………………え?」 俺は自然と沈み込んでいた視線をレナに向ける。 レナは相変わらず……いや、さっきよりも、さらに和らいだ表情で微笑んでいる……。 「詩ぃちゃんの気持ちが重いのは当然なんだよ? だって、二人分なんだから」 「……二人分……?」 「うん。詩ぃちゃんが圭一くんを好きな分と……詩ぃちゃんが悟史くんを好きな分」 「あ……」 「だからね。重くて当然なの」 「そっ……か……。それなら、俺がしっかりと受け止めなきゃダメだよな……」 だって、詩音に悟史を好きでいても構わないと言ったのは俺なんだから。 それでも、俺を好きでいて欲しいと願ったのは俺なんだから。 だから、この程度で弱音を吐いちゃダメだったんだ……。 「魅ぃちゃんなら……」 「……?」 「魅ぃちゃんと一緒なら、支えられる? 魅ぃちゃんと一緒なら、詩ぃちゃんがどんなに大きな想いをぶつけてきても、受け止められる?」 「魅音と……?」 「気づいてなかったかな? 圭一くんはね、詩ぃちゃんと魅ぃちゃん。三人で居る時は、絶対につらい表情にはならないんだよ?」 「…………」 ……確かにそうかもしれない。 事実、三人で居る時につらいと感じた事はない。 間に魅音が居ることで、詩音の気持ちを直接受けないで済むというか……。 それに、魅音は俺がもっとも心を許せる相手というか、親友……だと思う。 魅音がそばに居てくれるなら、俺は詩音と上手くやっていけるんじゃないだろうか……? でも……それは……。 「でも、それは卑怯なことなのかもしれないね。だって魅ぃちゃんは……」 ……いくら俺が鈍いといっても。 魅音が俺を好きなことくらい、気づいてる。 その魅音に、俺と詩音が上手くいく手助けをして欲しいってのは、酷く都合のいい考えではないだろうか……? 「本当に卑怯だよな……。魅音の気持ちを知ってて、それを利用しようっていうんだから……」 「でもね、圭一くん。それは仕方のないことなんじゃないかな?」 「レナ……?」 ……そこで、レナの表情が曇っていることに気づく。 それはまるで、大切な物を傷つけられていることが許せないような……怒りを含んだ表情だった。 「たとえ、それが卑怯だとしても。圭一くんが詩ぃちゃんの気持ちに押しつぶされる、なんてことがあってはいけないの」 「……どうして?」 「悪意のない、純粋な気持ちが原因で誰かが傷つくのは……とても悲しいことだから。詩ぃちゃんだって、圭一くんを追い詰めたいなんて、絶対に思ってない」 「……それは……そうだろうけど……。でも……」 「……ごめん。ちょっと大袈裟な言い方になっちゃったね」 ……レナは緊張を解き、さっきまでの優しい表情に戻った。 「要するに、圭一くんがなるべく魅ぃちゃんと一緒に居るようにすればいいだけだから。圭一くんと魅ぃちゃんは友達なんだから、おかしなことじゃないよね?」 「…………そうだな。そうさせてもらうよ。……悪いな、変なことを相談して」 「ううん、気にしないで。……これからも、何かつらいことがあったらレナに相談してね? 約束だよ?」 「ああ、そうする。約束だ」 「絶対だよ? レナなら……」 「レナなら……?」 「レナなら……えっと、なんだっけ? あれれ、忘れちゃったよ。はぅ~……」 ……かぁいいモードで誤魔化されてしまった。 でも、レナが言おうとしていたことはなんとなく解る気がする。 『他の誰にも理解してもらえなくても、レナだけは圭一くんのことを解ってあげられるから』 ……そんな事なんじゃないかと、……俺は思った。 「はぅ~……。……それにしても、眠ってる詩ぃちゃん、かぁいいねぇ~」 「お? 話をそこまで戻すのか」 「眠ってる詩ぃちゃん、お持ち帰りしたいよぉ~……」 「だからダメだって。疲れてるだろうから……」 「なんでなんで? 圭一くんがお持ち帰りするから? だからダメなのかな?」 「なっ?! ち、違うって! そうじゃなくて……」 「それなら、圭一くんもセットでお持ち帰り~ぃ☆」 「うわ、バカバカ!? やめろって!! ちょ、それどこから持ってきた??! 縄跳びで縛るのはやめろーーーッ!!」 「……う……んん……?」 ……レナと騒いでいたら、詩音が起きてしまった。 「あ、起こしたか……? ほらぁ、レナが騒ぐからだぞ」 「はぅー……。ごめんね、詩ぃちゃん……」 「あれ……。……もしかして、私って眠ってました……?」 「ああ。悪いな、起こしちまって」 「……いえ、いいんです。……その……」 「どうした?」 「実は……圭ちゃんにお話ししたいことがあります。良かったら、レナさんも聞いてください。とても……大切なお話です」 続く アンダースタンド2
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大きな雨粒か激しい音で車の天井を叩き、激しい風が容赦なく車を揺らす。 何も見えない闇が不安を掻き立てる。いつ果てる事もなく続く嵐。圭一と レナは小さな車の中で震えていた。 そもそものきっかけはいつものようにレナの宝探しに付き合ったことから 始まった。 「今日は一日中、宝探しするのー」 満面な笑みでレナは言った。お弁当、おやつ、お茶。それに鉈や斧、準備は 万端だった。圭一もやれやれと思いながらも付き合った。 午前中は晴れていた。お昼はレナの手作り弁当を堪能した。 「うーん、あまりいいものがないなー」 しかしながら、肝心の宝探しは不調だった。午前中はめぼしいものが一つも 見つからない。あっちへうろうろ。こっちへうろうろ。だけど、お気に入りの ものは見つからない。午前中は一つも見つからなかった。午後もだ。 「なあ、そろそろ帰ろうぜ」 「もう少しー」 そろそろ暗くなってきた。星が見えない。午前中は晴れていたが午後から 雲が多く出てきた。空を見上げても、星は見えず、かわりに黒い雲が見える。 かなり濃い。空気もなんだか湿ってる。 圭一はため息を吐く。レナはかなり遠くまで出かけてしまった。近くの粗大 ゴミに体を傾ける。結構疲れた。 ぽつり。 ひたいに冷たいものを感じた。 雨だ。空を見上げると、ポツリポツリと振ってくる。 だが、程なく雨は強くなってる。 「おーい、レナ」 圭一がレナと合流した頃には雨はかなり強い勢いになっていた。 風も吹き荒れ始めてきた。 「くそっ、このままじゃあ、きついぜ」 もう夜だ。道はかなり暗く、雨も風も激しい。無理を押しても帰れるだろうか。 「圭一くん、こっち」 レナは圭一の手を引っぱる。この雨では帰るのは困難だ。だから、案内する。 「──ここは」 レナが案内したのは廃車だった。何とかもぐりこむ。 「えへへ。ここはレナの隠れ家なの」 タイヤの無いワゴン車。助手席から何とかもぐりこむ。すでに全身びしょぬれだ。 「ふー、やれやれ、何とか一息つけたな」 外を見ると青白い稲光が見えた。 「にしてもすごいなー」 圭一は改めて、レナの秘密基地を見る。外から見れば、ただのさび付いた廃車だが 中はきれいに整えられている。ブランケット、懐中電灯、文庫本、電気スタンドなど が常備されており、下はシーツも引いて過ごしやすく工夫されている。 「えへへ、ちょっと、一人になりたいときのために作ったの」 小さく舌を出して、レナは笑う。少し前、色々と辛いことがありレナは悩んだ。 その時に作ったのだ。悩み事はみんなの力を借りて解決した。それ以来、あまり ここにはこなくなった。でも、定期的に手入れはしている。この辺りはレナの 性格がにじみ出ているだろう。 「ふーん」 圭一は興味深そうにまた、周りを見る。男の子としてこういう秘密基地は憧れる。 小さい頃は勉強勉強だったため、作って遊んだ事が無い。 くしゅん。 レナがくしゃみをした。 「おい、大丈夫か?」 慌てて、圭一はレナの方を見る。 「うん、大丈夫。ちょっと、体が冷えたのかな」 考えてみれば二人とも雨でびしょぬれだ。服はべったり濡れてと体に張り付いている。 確かにこのままでいたら風邪を引きそうだ。しかし、さすがにレナの秘密基地にも 着替えは用意してない。ブランケットが二枚ほどあるだけだ。 へっくしょん! 圭一も大きなくしゃみをした。同時に震えが来る。 「さみー」 さすがに暖房はない。中の温度は外と変わらない。風が無いだけましという 程度。 「……圭一くん、服──脱ごうよ」 レナがとんでもない事を言ってきた。うつむき、上目遣いに圭一を見る。 ブランケットを引き寄せて胸の辺りで掻き抱く。圭一は「えっ?」と、驚く。 「濡れた服のままだと──風邪引いちゃうよ。だから……」 そういって、レナは顔を伏せる。はらりと髪が舞う。かすかに見えるうなじが 赤い。ブランケットを纏い、服を脱ぐ。しろい肩が見えた。慌てて、圭一は目をそらす。 「そっ、そうだな。そうするか」 顔の奥が熱い。ふわふわとする。服を脱ぐ。すでにシャツまでべっとりだ。 上半身は裸になる。下もぐっしょりと濡れた長ズボンを脱ぐ。ブランケットを きつく体に巻く。見るとレナも同じだった。互いに下着1枚の姿になっている。 かっと熱くなる。体の奥が。 「──ごめんね、レナの所為で」 少しの間、沈黙が続いた。破ったのはレナだ。 「レナが早く宝探しをやめていれば、こんな事にならなかったのにね。 ごめんね、圭一くん」 ブランケットを纏い、顔だけを向けてくる。眼が潤んでいる。 「いっ、いや、そんなこと無いぞ。むしろ、途中でこんな大雨に打たれたかも しれないしな。ははっ」 いつもの口調が鈍くなる。早鐘のように心臓が鳴る。どうしてだ? 言うまでも無い。視線の先に写るのは濡れたレナの服。意識したくなくても 意識してしまう。沸いては消える妄想。顔を振る。 くしゅん。 レナがまた、くしゃみをした。ブランケットから素足が見えた。白い。 「寒くない、圭一くん」 鼻をすすってレナが聞いてくる。 「いや、大丈夫だぞ」 ほんとは少し寒い。薄いブランケットでは外気を抑えられない。ましてや 濡れた体では余計に。けど、男だから。 くしゅん。 レナはまた、くしゃみをした。 「おっ、おい、大丈夫か。なんだったら──」 このブランケットを使うかと言おうとして沈黙する。 晒すのか? 自分の裸を。いや、そうではない。 「ううん、いいよ、圭一くんが風邪引いちゃうよ。それより──」 また、遠くでカミナリが光る。レナの顔が見えた。静かに小さな口を開く。 「二人で暖まろうよ。ほら、何かで聞いたことあるの。冬山で遭難したときは お互いの体温で温めあうって」 息を呑む。レナの提案は確かに聞いたことある。効率もいいだろう。理性と しては理解できる。けど、感情としては── 「いや、だめだ、それは!」 圭一は慌てて言うが。 「どうして? レナ、もう寒いもん」 にじり寄ってくる。レナはブランケットを纏いつつ四つん這いで圭一に近づく。 逃げ場は無い。吐息が感じた。体温が感じた。レナが感じた……。 気がつくと圭一とレナは二つのブランケットを重ねて包まっていた。 圭一の胸にレナがいる。互いに抱き合っている。暖かい。そして柔らかい。 女の子のにおいがする。レナも感じている。圭一の体臭。自覚してしまう。 男の子だという事を。都会育ちで普段はだらしないところも見せたりはする。 だけど、意外な胸板に、その肩幅に、掻き抱かれる手の強さに、男を意識して しまう。その小さな肩を掻き抱く。丁寧に。はじめは力を入れすぎだ。「痛いよ、 圭一くん」だから、そっと抱く。何も言葉は交わさない。ただ、互いの体温を感じるだけ。 熱くなる。ひたすら。手に汗がにじむ。今、圭一はレナの素肌に触れている。 暖かくて柔らかくて何もいえない。 外の風は激しくなる。雨もさらに酷くなる。車は揺れる。雷の音も光も聞こえる。 だけど、気にならない。互いに外の事は目に入らない。二人きりの世界。ただ。 お互いを思う。 「暖かいね」 沈黙に耐えられなくなった。レナはポツリと呟いた。 「……ああ」 圭一はかすかに頷いた。 「でも、まだ、少し寒いかも」 また、レナは呟く。互いの鼓動が聞こえる。 「──知ってる? もっと、暖かくなる方法があるんだよ。互いに熱くなるの」 潤んだ瞳でレナは圭一を見つめてる。圭一はごくりとツバを飲み込む。否、 飲み込もうとした。けれど、口の中は乾いている。手が少し震える。レナは 待っている。圭一は答えなければならない。 ゆっくりとレナを見つめる。肩を掴む。少し震えてる。そうだ。怖いのだ。 覚悟を決めていても怖い。圭一も怖い。レナも怖い。理解できる。一線を越える。 この意味をどう取るか。明日からの自分たちはどうなるか。分からない。 だから、怖い。 だけど、進む。圭一はレナを求める。レナも圭一を求める。互いに二人は欲し 求め合う。きっかけは些細な事だ。けれど意識している。二人の心に互いの存在が 大きく占めている。 圭一の頭はゆっくりと下がる。レナは待ち受ける。二つの影は一つになる。 初めてのレナとのキスは唇同士が触れ合うものだった。感じたのは柔らかさ。 感じたのは吐息の熱さ。感じたのは互いの匂い。゜胸がどきどきする。 「──キス……しちゃったね」 少しだけ顔を離れさせてレナは言う。 「──そうだな」 圭一も一言だけ呟く。 「もう一回……キスしよ」 小さな声でささやくようにレナはねだる。圭一は何もいわずにキスをした。 「熱い──」 レナは息を漏らす。初めてのキスが甘く柔らかなものなら、今度のキスは熱く 激しいものだ。ただ、むさぼりあう。 ひちゃり。 音がした。誰からとも泣く二人は舌を絡めあう。熱く蠢く舌は互いの口の中を 舐めあう。くちゅり。レナの唇から唾液が洩れた。圭一の口から唾液が洩れてレナの 口の中へと移動する。何度もむさぼりすする。何度も感じる。頭の奥が激しく熱い。 なんも感じない。雨の音も風の泣き声も。ここが車の中ということさえ忘れる。 夜だということさえ忘れる。感じるのは互いのこと。考えられるのは互いのことだけ。 唇は離れる。二人の口元からこぼれる唾液は繋がり橋を作る。白いひと筋の橋は長く 続き途切れる。 「胸がどきどきして熱いの。圭一くんは?」 頬を赤く染めてレナは聞いた。 「俺もどきどきしてるよ」 ゆっくりと息を吐く。けれど、落ち着かない。 胸の熱さは収まらない。もう一度キスをした。さらに圭一の手はゆっくりと レナの胸に触れる。 「……あっ」 かすかにレナは声を上げる。だけど拒まない。圭一の手はレナの下着の上から 胸に触れる。柔らかな感触を感じた。何にもたとえようのない柔らかさ。トクン トクンと生命の鼓動も感じる。 はじめはゆっくりと後からだんだん早く揉む。レナは熱いと息を漏らし懇願する。 「ね、──圭一くん、もっと優しくして」 レナは戸惑う。胸の奥から生まれたものに。もっと味わいたい。だけど怖い。 だから優しくゆっくりと触ってもらいたい。本当は激しくして欲しいのに。 「わるいっ」 圭一の手の動きは遅くなる。軽く円を描く。大きくはない。小ぶりだがしっかりと 自己主張している胸。いつまでも触っていたい。 「んぅっ」 レナはかすかに漏らす。 「痛いのか」 圭一が慌てて聞く。 「……痛くないよ。むしろ──」 気持ちいい。という言葉は飲み込む。とても恥ずかしくていえない。 圭一の手がレナの胸から離れる。 「……あっ」 かすかにさびしげにレナは呟いた。 「なんか、苦しそうだからさ」 苦笑いする圭一にレナは手を伸ばす。圭一の熱い部分。もうすでに硬く そり立つ男の印に。 「えっ、おっ、おい、レナ……」 圭一は戸惑う。レナの行動に。圭一は戸惑う。柔らかくて細いレナの指の 蠢きに。己の手淫では消して得られぬ快楽が生み出される。自分の手では触って 欲しいところ。強弱がうまくコントロールできる。だけど、レナの指はそれがない。 痒い所に手が届かぬもどかしさ。予期せぬ快感が呼び起こされる。 圭一は顔をゆがめる。激しすぎる快楽は腰を引かせる。 「圭一くん、もっと触って。もっと、レナにも触って」 耳元でレナがささやく。ついでに圭一の首筋と耳たぶに下を這わせた。 圭一の体はビクンと揺れた。 手がレナの胸に向かう。もどかしげにブラを剥ぎ取ろうとする。レナは片手を 後ろに回してホックを外す。はらりと落ちる。夜気にさらされる。初めて異性の 目にさらされる。すでに乳首は固くそそり立つ。圭一は息を呑んで見つめる。 「きれいだな」 それだけ言うと屈んで圭一はレナの乳首を口に含んだ。 「あんっ」 胸の奥の何かははっきりとした快楽を伝える。唇だけではさみ、舌で舐めて 吸い付く。レナもまた、己の自慰行為では得られない快楽に翻弄される。飴の ように舐めてむさぼる。頭を振って、肩を震わせて耐える。甲高く泣く。ただ、 酔いしれて耐える。快楽の並にレナは溶けていく。 それでもレナの手は圭一を求める。布の上からさする怒張を直接さすろうとする。 下着に手をかける。脱がす。驚くほど熱く固いものが手に触れる。 「……熱い」 「──ああ」 二人はゆっくりと服を脱ぐ。残った下着は全部外す。生まれたまんまの姿になる。 「圭一くん」 「レナ」 互いの裸身を見つめあい、もう一度キスを交わす。もはや考えられるのは互いの ことだけ。圭一がレナの胸を掴めば、レナも圭一の胸の乳首を指で引っかく。 圭一がレナの首筋をキスすれば、レナも圭一の首筋を舐める。互いに互いの体を 確かめるかのようにとろけあう。 レナの乳首を舐めていた圭一はだんだんと頭が下に向かう。胸の谷間やわき腹、 腹やへそにも手や舌が這う。そのたびに声を漏らし、体をビクンと震わせた。 そして、ついにレナの秘所へと向かう。 「……圭一くん」 不安げにレナは圭一を見る。眼で圭一は問いかける。こくんとレナはうなずく。 そのまま圭一は顔をうずめた。 「あっ、あぁ、あぁっー」 ひときわ甲高くレナは泣いた。圭一の舌は若草の奥にあるレナの秘裂を這う。 すでに熱く蜜はとろとろに洩れている。舌と指を這わせる。なんともいえない 匂いがした。指がふやけるほどの熱さを感じた。小さな若芽にキスをした。 それだけでレナは今まで以上に体を震わせ、うねった。 「圭一くん」 愛しげにレナは圭一を見る。 「……レナも」 レナはゆっくりと圭一から離れて、改めてその胸にキスをする。チロチロと舌は 圭一の体を這い、うめき声を漏らす。ついにはそそり立つ怒張に口をつける。 「うっ」 それは初めての感覚だ。レナの口が圭一に吸い付く。想像できないほど。なんとも 形容しがたいほど。ただ、翻弄される圧倒的な快感が襲う。はじめは唇で吸い付く だけだった。竿の脇をキスして吸う。それだけで翻弄される。玉袋に手が這う。 背筋から快楽が走る。あまりの快楽に腰が引ける。舌も這う。竿に袋に。激しく うねる。圭一は翻弄される。息を漏らし、耐える。ついにレナは先端部を口に含んだ。 その熱さと柔らかさに圭一は息を吐いた。すぼりずぼりとはしたない音がした。 舌で先端の穴を突付かれたときには震えた。耐えられない。だから、 「なあ、レナ。俺も──」 ゆっくりと懇願する。レナはこくりとうなずいて、自分の体を圭一に重ねた。 レナの目の前には圭一の怒張が。圭一の目の前にはレナの蜜壷が。互いにさらし あった。互いに舌を這わせ、指を使った。いつ果てぬ饗宴の声を奏であう。 いつまで続いたか分からない。けど、もうたまらない。二人は再び向き合う。 「──いいのか?」 圭一の問いにレナはかすかに頷く。 「……来て、圭一くん」 二人の体は重なる。ゆっくりと。一つになろうとする。絆も。心も。体も。愛も。 一つとなって結ばれようとしていた。 「……あれ」 なろうとしていたのだが。 「……あれれ」 なろうとしてるのに。 「あれれれっ」 ならなかったのであった。 「──圭一くん。ここだよ」 クスリとレナは笑って圭一を導く。自ら手で握って、 自分のところへと誘導する。 「……じゃあ、あらためて」 少し恥ずかしそうに圭一は息を吐く。レナも緊張がとれた声で笑い、 うなずく。 ゆっくりと圭一は進む。レナは「うっ」と、呻く。とろけるような享楽の 中で突き刺す痛みを感じる。 「いっ、痛い」 思わず洩れる。圭一の動きが止まる。だから肩を掴む。 「そのまま進んで。……レナを──圭一くんのものにして」 なみだ目で訴える。痛い。だけど、このまま終わるのはもっといやだ。 だから、望む。証を。 「──わかった」 そのまま突き進む。レナは涙を漏らす。苦痛のうめきをもたらす。圭一の背中に しがみつく。爪を立てて引っかく。だけど、耐える。痛みの果てに喜びを感じるから。 涙を流しながら呟く。 「圭一くん圭一くん圭一くん……」 一突きごとに呟く、叫ぶ。二人の体は溶け合う。レナは圭一の中に。 圭一はレナの中に。ただ突き進む。ただ思う。互いの事を。いつしか 全てが白く染まり消え去った。 圭一はレナの中で解き放った。 二人は再びブランケットに包みあう。何もいわない。何もいえない。 心の奥に満足感と罪悪感が交じり合う。手が握り合う。今でも二人は一つに 繋がっている。 「なあ、レナ──」 圭一が声をかけた。その続きを言う前に、 「謝らないでね」 レナは圭一を見つめて言った。 「レナは望んでこうなったの。圭一くんが欲しくてたまらなくて。私、 圭一くんとこうなって幸せだよ。だから──謝らないで欲しいな」 レナの言葉に圭一は息を吐いて、 「そうだな。そうかもな」 と、呟く。いつだろう。決してやった事のないはずの記憶。学校の屋根での誓い。 自分の部屋でのレナの血まみれの笑顔。沸いては消えるかすかな残照。 でも、二人は一つになった。握り締めあう手が実感する。レナの体の中で実感する。 圭一の証。 二人は空を見る。星の瞬きが見えた。いつしか嵐は過ぎ去り満天の星空となった。 ゴミ捨て場で二人は一つになった。もう一度、キスを交わした。 終わり。
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「よし……ここらでいいな。 へへへ……」 人気のまったく無い、学校の校舎裏……。 日陰になり日光のまったく当たらないそこはとてもうす暗く、梅雨時のジメジメした空気をより一層重く感じさせていた。 その普段なら誰も近寄らないような場所で、その男、前原圭一は嫌な含み笑いをしていた。 彼はこれからここで自分が起こす出来事を思い浮かべると、くっくっくと堪らなさそうな笑みを浮かべる。 そしてそんな不気味な圭一のそばには、ある二人の少女が不安そうな顔で彼に付き添っていた。 「いったいなんなんですの、圭一さん。 わ、わたくし達をこんなところに連れてきて……」 「みぃ……なんだか今日の圭一、少し怖いのです。 何を考えてるのですか……?」 その二人の少女……沙都子と梨花の問いに圭一は何も答えない。 ただあいかわらずの含み笑いをするだけである。 それが余計に二人の不安感を一層煽っていく……。 授業終わりの放課後。 とある事情で、沙都子と梨花の二人は圭一にこの校舎裏に連れて来られていた。 この怪しげな場所に……。 元は営林所を間借りしている学校なだけあり、ここの敷地内には工事用具などが置いてある倉庫が多くたたずんでいる。 二人が連れてこられたこの校舎裏もそのご多分に漏れず、外からはほとんど誰の目も届くことが無くなるほどの死角地帯になっていた。 まだ太陽が空に浮かんでいるこんな昼間でも、おそらくまだ校庭や教室に残っている生徒にも、ここに人がいるなどと知られることはないだろう……。 誰にも見られる心配がなく、そして余計な邪魔が入る心配も無い場所……。 その響きはどう考えても健全と呼べるものではない。 圭一はこれから自分がしようとしているゲームに最も適した状況に、おもわず口元をにやけさせた。 「くっくっく……さーて梨花ちゃん、沙都子。 これからここで何をするかわかるか?」 邪悪な微笑みを浮かべながら、圭一が二人に質問する。 だが沙都子と梨花はわかるわけがないと、フルフルとその可愛らしい顔を振るのみだ。 「わ、わかるわけありませんわ。 一体何を考えてますの、圭一さん……」 「ボク、怖いのです……ボク達これから何をされちゃうのですか……?」 お互いがお互いを庇うように、身を寄せ合いながらフルフルと震えていく沙都子と梨花……。 まるでこれからこの男にイタズラでもされてしまうといった感じの怯えっぷりだ。 そんなに怖いのならば逃げ出せばいいのに……といったところだろうが、二人にはそれが出来ないとある事情があった。 もはや恐怖の対象とすらいえる圭一を目の前にしながら、沙都子と梨花は自分達がこの境遇に陥っている原因を思いだしていった……。 今日も一日の授業が終わり、自分達をはじめとするメンバー五人で毎度おなじみの部活を行った。 お題はトランプだったか、それとも犯人当てゲームだったか……。 今の沙都子と梨花にとってはもはやそんなことはどうでもいい。 とにかく、自分達はその部活での「敗者」になってしまった。 運が悪かったのかそれとも実力によるものなのか、見事に同着ビリナンバー1を二人で手に入れてしまったのである。 だがそれだけならまだ望みはあった。 罰ゲームはもちろん嫌だが、一位の人間によってはまだガマンできるものもあるからだ。 せめて魅音かレナが一位を取ってくれたなら……。 そんな甘い考えが二人の頭の中をよぎっていた。 事実二人のビリがほぼ決まる直前は、まだどちらかがトップになるかのようにも思えたのだ。 だが、現実は非情だった。 沙都子と梨花がビリだと決まった途端、あの男が驚異的なスピードでトップに躍り出たのである。 それが今自分たちの目の前にいるこの男……。 前原圭一だった。 圭一はそれまではわりと普通のゲーム運びだったくせに、沙都子と梨花のビリを見届けるとイカサマじゃないかと思えるほどの試合運びで見事トップを勝ち取ったのである。 結果……少なくとも今この時間だけは、梨花と沙都子の人権は全て圭一に委ねられた。 この薄暗い校舎裏でどんなことをされても、どんなことをさせられても少女達には拒否する権利は無いのである……。 「へへへ……さぁ、いったい何をしちまおうかなぁ? 沙都子と梨花ちゃんは、これから俺にどんなことされちまうんだろうなぁ~? んっふっふ……」 「ス、スケベな顔ですわ……。 わたくし達、この男に何をされてしまいますの……」 「今の圭一は悪いネコさんなのです。 これは絶対ロクでもないこと考えてるお顔なのですよ、沙都子……」 どこぞの刑事がするような笑い方をする圭一に、沙都子と梨花は一層不安を募らせていった。 すると圭一はニヤリっと口元を曲げ、悪意とも取れるような邪悪な顔をして彼女達に口を開いた。 「二人とも、一応確認しとくぜ? 俺たち部活メンバーのルール……敗者は勝者の言うことをなんでも聞く、だったよなぁ?」 「……そのとおりですわ」 「……はいなのです」 圭一の念入りな「再確認」に、二人は憂鬱な顔で答えた。 部活の罰ゲームは、絶対。 どんな嫌なことであってもかならず実行しなければならない。 それだけは圭一がこの雛見沢にくる前から部活を行っていた二人には、痛いほどよくわかっていることだ。 絶対服従を意味するこんな「確認」までして、一体この男は幼い自分達に何をするつもりなのだろう……。 まさかこんなにも幼い自分達に、この男は卑猥なことをしようとしている? それを一瞬でも考えると、二人の体に寒気がするほどの悪寒が襲ってくる。 そんな中、沙都子は勇気を振り絞ってその言葉を……言った。 「あの……け、圭一さん。 せめて梨花は……梨花だけは勘弁してあげて下さいませんか……?」 自分だって本当は怖いだろうに、沙都子はそう健気に言った。 どうせ二人とも手篭めにされるのなら、せめて親友である梨花だけはなんとか助けて欲しいと勇敢にも圭一に願い出ていったのだ。 そしてこれは圭一にとっても予想外のことだった。 てっきり二人して自分に怯えるだけの羊になるかと思いきや、まだ他人をかばう余裕があったのかと、圭一は沙都子の言葉を少しだけ聞いてやろうという気になっていった。 「ほぉ……梨花ちゃんだけは、だって? それはどういうことだぁ、沙都子」 「……はい。 圭一さんがわたくし達に何をしようとしてらっしゃるかわかりませんけど、どうか梨花だけは見逃してあげて下さいまし。 いやらしいことをしたいのなら、どうかわたくしだけで……」 そう圭一にすがるようにしながら言うと、沙都子は健気にも小さな頭をペコペコと下げていく……。 本来ならこれは敗者である「二人の罰ゲーム」である。 沙都子のこのお願いは、さきほど確認された罰ゲームは絶対というルールを破ってくれといっているものだ。 それはメンバーならば絶対にしてはいけないことであるし、圭一もこんなメリットのない提案をわざわざのむ必要はない。 だが沙都子はそんなこともわかっていて、それでもなお親友の為に目の前の圭一に頭を下げていくのだ。 「おねがいします、圭一さん。 どうか梨花は、梨花だけは助けてあげて下さいまし……」 「ほっほ~。 梨花ちゃんだけは、ねぇ? んーどうするか……」 「はい……おねがいしますわ……」 スケベなこと考えてます丸出しの圭一にも、あくまで丁寧に頭を下げていく沙都子。 彼女にとっては梨花は一番の大親友。 もしかしたら友情以上の感情も持ち合わせているのかもしれないが、それは今は関係ない。 とにかくこのスケベ男の毒牙から梨花を逃れさせようと、可愛らしい金髪の頭をペコペコと降ろしていった……。 そんな必死に自分をかばっていく沙都子の姿に、当の梨花も黙っていられるわけがない。 「さ、沙都子、そんなのダメなのですよ。 これは二人の罰ゲームなのですから、ボクちゃんとも罰を受けるのですよ……」 「梨花は黙っていてくださいまし……。 こんなことに付き合うの、わたくしだけでいいんですわ。 わたくし一人だけで……」 「で、でも……でもでも、そう言うならボクだって。 ボクだって沙都子のこと……」 沙都子がこんなにも自分を想ってくれているように、自分だってあなたを負けないくらいに想ってる。 梨花はおもわずそう続けようとした。 だが、梨花は考えた。 長年生きている自分だからこそ、沙都子とはちがうやり方でこの状況を脱せないものかと……考えた。 こんなスケベ男に愛する沙都子を取られるわけにはいかない。 なんとか方法がないものかと少し考えて……しばらくするとすぐにその答えは見つかった。 大丈夫、普段からよくやっていること。 私はこの変態男からあなたを守ってあげるわ……。 心の中でそう唱えると、梨花はあのにぱ~♪とした笑顔を作りながら圭一に大胆な行動にうってでていった。 「……け、圭一~♪ だ、大好きなのですよ~♪ にぱ~♪」 この状況でいきなりこれはちょっとわざとらしすぎるかなとも思ったが、梨花はそんな甘いセリフを吐きながら目の前の圭一に向かって駆け出していった。 できるだけ可愛さをアピールできるよう両手を広げると、梨花は目の前にいた圭一にガバっと抱きついていったのである。 「おおっと……ど、どうした梨花ちゃん? いきなり抱きついてきたりして……」 「圭一~けいいちぃ~♪ ボク、圭一のこと大好きなのですよ~♪ 」 「ん……へへへ、どうしたんだ急に? 梨花ちゃんらしくねぇなぁ……」 梨花の予想だにしない行動に、圭一は当然驚きの声をあげる……が、わりと冷静に抱きついてきた梨花の頭をナデナデしていった。 てっきり慌てふためくと思っていたのに……圭一の意外な平静っぷりに、梨花はおもわず心の中でチッと舌打ちをした。 だがここで演技を止めるわけにはいかない。 この男をなんとか誘惑しなくては沙都子を救えないのだからと、梨花は更に猫撫で声で圭一に甘えていく。 「あの……あのですね、圭一? ボク、お願いがあるのです……。 大好きな圭一にぃ、お~ね~が~い~なのです~♪」 「ほー……お願いねぇ。 なんだ梨花ちゃん、言ってみろよ?」 しめた、と梨花は思った。 やっぱりこの男単純スケベだ、とも思った。 できるだけウルウルとしたひとみを作りながら、梨花は上目遣いで圭一の顔を見つめていく……。 「その……エ、エッチなことがしたいならボクに……ボクだけにシて下さいなのです♪ 沙都子にはしないで……ボク、嫉妬しちゃうのですよ? みぃ……♪」 「おいおい梨花ちゃん、俺がいつそんなことするって言った? まだ罰ゲームの内容は言ってないぜ?」 「みぃ、隠したってわかるのですよ……。 圭一はボクにシてみたくはないのですか? すごくエッチなこと……」 「………………………」 顔をほんのりと赤くしながらの、幼女の甘い囁き……。 それに圭一が反応しないはずがなかった。 本来なら彼には別の目的があったのだが、この梨花の誘惑にはおもわずゴクリと生唾を飲み込まずにはいられない。 いっそこのままこの要求を受け入れてしまおうか……などと考えていると、それをポカンとしながら見ていた沙都子も負けじと口を挟んでくる。 「な、何しているんですの梨花! わ、わたくしがすると言ってるでしょう!」 自分が梨花を守るはずだったのに、いつのまにか自分の方がかばわれてしまっている。 沙都子はその場をダっと駆け出すと、梨花と同じように圭一の体に抱きついていった。 ちょうど彼のお腹のあたりにしがみつき、梨花よりも勝っている部分を餌にして「お願い」していく。 「ぺ、ぺったんこな梨花なんてどうせよくありませんわよ? わたくしの身体の方が、レディーとして上等なんですから……♪」 そう言って沙都子は、ムニュムニュ♪っと自分の微乳を圭一の下腹部に押し当てていった。 もちろんこの言葉も梨花を守るためのものであって本心ではない。 だが今はなんとしても圭一を自分に欲情させ、「自分だけ」に興味を引かせることが必要なのだ。 そう考えた沙都子は、唯一梨花に勝っている点。 年の割にはやんわりと膨らんでいる乳房で圭一を誘惑していったのである。 大きさで勝っていることは、普段お風呂に一緒に入っているので分かっている。 ムニュ、ムニュ、ムニュニュニュ♪ 「ほら、ほら、圭一さんどうですの? わたくしも少しは育ってるんですのよ、ほら、ほら、ほらぁ♪ 梨花よりいいでしょう? 膨らみかけのおっぱい、圭一さんの大好物ですわよ……♪」 「お、おおう、こ、これは……沙都子、おまえ……」 プニュップニュッと押し付けられてくる感触に、圭一ははからずも欲情してしまった。 そのおっぱいを押し付けられて気持ち良さそうな顔をする圭一に、隣にいた梨花も嫉妬したとかしないとか……。 沙都子に負けじと自分のナイチチをペタンペタンと、圭一の下腹部に押し当てていった。 「圭一、けいいちぃ、ボクの方がいいですよね? 圭一はつるぺったんな女の子が好きだって、この前も言ってたのです♪ ボクちゃんと覚えてるのですよ? にぱ~♪」 「あ、ああ、俺は梨花ちゃんみたいなのも好きだぜ……って、おお、こ、これは……」 沙都子とはまたちがった感触が、圭一の頭をとろけさせていった。 柔らかさはまったく感じないが、制服越しにコリコリとした二つの突起がこすり付けられるのにおもわず勃起しそうになった。 左側には梨花、そして右側には沙都子……。 二人の幼女が揃って自分を誘惑してくるという有り得ない状況に、圭一はおもわずこのまま二人とも押し倒したくなる衝動に駆られた。 この年で男である自分に胸を押し付け、したたかにも自分を選べと誘ってくるなどと……なんてけしからんのだと。 いっそこのまま計画を変更し、二人とも俺が頂いてしまおうか……などといった甘い誘惑が頭の中をよぎっていく……。 だが圭一はなんとかその誘惑を断ち切ると、クールな頭で当初の目的を推し進めていこうと考えた。 今も自分の身体にプニュプニュ、コリコリとたまらない感触を押し付けている二人の幼女の頭にポンっと手を置いていく。 「安心しろ二人とも……。 そんなことしなくても、俺は君達の体に指一本触れるつもりは……ない!」 「「…………ふぇ?」」 圭一の予想だにしない言葉に、沙都子と梨花がキョトンとした顔をする。 困惑する彼女達を安心させてやるように、圭一はそのまま頭をナデナデしてやった。 「はっはっは♪ 俺が仲間であるおまえらにそんなことするわけねぇじゃないか~♪」 そうしてナデナデしてやると、圭一は二人に安心感を植えつけるようにわざとらしい明るさを作っていった。 そのなんとも信用できない作り笑顔に、沙都子と梨花は嫌な予感を感じないはずが無かった。 「圭一は悪いネコさんじゃない……わけないのですね」 「ええ……もちろんちがいますわ、この疑わしい笑顔は。 もっとも言っていることは嘘ではないようですけど……」 圭一が自分たちの身体に触れない、という言葉自体は信用していいのかもしれない……。 だがこのスケベ男がそれ以外の卑猥なこと……。 ろくでもないことを考えているのはそのいやらしい顔を見れば明白だった。 そもそも何もする気が無いのなら、こんな人気の無い校舎裏に自分達を連れて来る必要はないのである。 スケベ王ともいえるこの前原圭一が、罰ゲームというおいしいチャンスを逃すわけがない……。 それを沙都子と梨花はこの年にしてすでに経験で知っていた。 そして二人の想像どおり圭一はクルっとその場で背後を振り返ると、すぐそばの倉庫の影あたりに声をかけていったのだ。 「お~いお前ら、そろそろ出てきていいぜ~?」 -
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5月30日 約束を忘れてパチンコに行った。3万スッた リナに怒鳴られ、口喧嘩になった 売り言葉に買い言葉で、日記を付けることになった めんどうじゃが、あそこまで罵られては無視できんわ 意地でも三日坊主とは言わせんぞ 6月3日 リナに食いついたカモが、ドツボにはまった あと2~3日すりゃ、追い込む頃合じゃろう 腕が鳴るわい 三日坊主どころか一日坊主になってしまった これじゃダメや、こんどこそ続けにゃいかんけんの 6月4日 リナが帰って来やーせん おおかたカモの家に泊まりこんで、しっぽりやってるんじゃろう それがあいつの仕事なんじゃか、なんかいらつくわい まあええ、リナもリナでストレス溜まってるじゃろう 帰ってきたら、新しく用意したオモチャで、たっぷりと可愛がってやるけんの 6月6日 まいったわ 昨日はエライ目にあった、リナは死ぬは、わしも殺されかけるわ、さんざんじゃった ダチを連れて行ってなかったら今ごろわしも死んどっとたわー リナがおらんくなったんはキツイが、わしに死姦の趣味はないしの じゃが、金は入った。小娘も痛めつけた。リナのために買っといたオモチャも役に立った 良しとするかの 6月7日 小娘は大丈夫じゃろうか? あんときはドタマに来てたんで気にしなかったが、サツに駆け込まれるとマズイ ま、わしは一~二発殴って、ちょこっとおもちゃ使っただけ。廻したのはダチじゃから、わしは関係ないんじゃが・・・ 6月8日 サツが来る気配は無い 考えてみりゃ、小娘は小娘でリナの奴ば殺しとるから、サツに頼れるわけはないわいな しかし、困った。リナの奴がおらんくなったせーで、部屋がかたづかん 店屋物ばっかじゃ不経済じゃしな、どうにかせんと 6月10日 一年振りに雛見沢に帰ってきた。じゃが誰もおらんようだ 玉枝の奴はおっちんだ。悟史はいなくなったままじゃろう あのガキ、沙都子っだか? どこいったんじゃろうな? まあええ、村のもんに聞きゃ分かるこった 6月11日 沙都子を見つけた。村のモンに聞かんですんだ 正直なとこ、村のモンとは関わりとーないから良かったわ とりあえず、部屋の掃除をさせた 長くほったらかしてたようで、埃だらけだ、これも掃除をしとらん沙都子が悪いんじゃ いろいろと、シツケをせにゃならんようじゃわ 6月12日 通帳。そう、預金通帳だ。考えて見れば玉江もおっちんだ今、通帳さえ見つかれば ダム騒動で兄貴が、国からせしめたワイロは、わしのモンじゃ じゃが、ガキに聞いても知らないといいくさる 家の中にゃあるはずだ、探し回るとするかの 6月14日 ひさしぶりにダチを呼んだ。通帳は見つからない 悟史の奴が持ち逃げしたのかもしれない。なら見つかるはずもない ダチといっしょに麻雀をやった。5万負けた。ちきしょう これもマズい茶を入れたガキのせいだ、おまえが責任とりやがれ 6月15日 日記にも慣れた。リナもおっちんだ今、日記を見せる相手もおらん しかも日記と言っても、そこらにあったノートに書いてる適当な奴だ じゃが、もうすぐページも無くなることだし、なんとなく続けることにする それはそうと、学校からの電話がウザイ 沙都子はダチの相手にいそがしんじゃ、学校なんぞいっとる暇はないわい じゃが、児童虐待で通報されたらそれはそれで困る 十分に言い含めて明日、学校にいかせるか 6月16日 沙都子の担任を名乗る女が来た そういや学校にいかせるの忘れてたわ というより、顔に痣つけたまま学校にやったらそれはそれで面倒な事になるんでやめたんじゃが・・・ 来てしまったものはしょうがいないので家に上がらせ、ダチ特製の茶を飲ませる しばらくしたらトイレに行きたいと言い始めたが、トイレは沙都子とダチが使用中 話も途中なんで、肩をつかんで座らせる 喚きながら暴れはじめたが話が終わってないと強引に座らせる そしたらあんのじょう漏らしやがった、センコーの失禁なんざめったに見れるのもんじゃないのから、 ダチといっしょにはしゃぎ立てた 泣きを入れてきたので、トイレから沙都子を呼んで、先生を見せる これで沙都子もセンコーなんざ、しょせん糞で頼りにならないと思い知ったじゃろ 泣きも入ったことだし、自宅訪問にまで来た先生の顔を立てて、明日は学校にいかせることにするかの 6月17日 ガキは治りが早い。痣も目立たなくなったんで、学校にいかせた 学校も、もう騒がないじゃろ それはそうと、もうすぐ綿流しがあるのお ダチ誘っていってみるか? 6月19日 やばいことになった 綿流しの祭りも中止になった なんでこんなことになったんじゃろう? 昨日、ガキが一人、沙都子を尋ねて来た。追い返そうとしたがしつこかったんで家に入れた そしたらいきなりスプレーを顔にぶっかけやがった どういうつもりかしらないが、わしを殺しに来たようじゃ 不意を突かれたってもガキ殺されるほどわしはマヌケじゃない 勘に任せてドツイたら、上手く当たったらしく、動かなくなった むかついたんでさらにケリをいれようとしたとこで、ダチに止められた たしかに、さらに蹴ってたら、殺してたかもしれん。殺人犯にはなりとーない ダチに感謝し、ガキをダチに譲った ガキの喚く声を肴に酒を呑んでると、沙都子が買物から帰ってきた そこで、そのガキが古手の頭首ってことが分かった じょうだんじゃない、ただのガキならどうってことはないが、御三家の一人じゃないか ガキ自体に力はないが、ガキに危害を加えたのが知られたら、村の有力者を軒並み敵に回すことになる とりあえずダチとガキを放置して、沙都子連れて興宮の他のダチの家に逃げることにした 6月20日 ダチも最初は嫌がったが、沙都子のガキもいっしょだと分かると快諾しやがった。現金な奴だ 雛見沢にゃもうかえれん。ここにも長くは居れん、どうすりゃいいんじゃろうか? 6月21日 沙都子の姉を名乗る小娘が来た。 いきなりスタンガンを喰らわされた 目が覚めたら小娘が二人居た まだ寝ボケてるのかと思ったが、どうやら現実で、そいつらは双子らしい 二人仲良くダチに廻されてた ダチが言うには、わしが倒れた後、止めを刺そうとナイフを取りだそうとした所を取り押さえたらしい で、しばらくすると、同じ顔した奴が尋ねてきたので、とりあええず、スタンガン食らわしたらしい あとは姉妹仲良くおしおきしてたらしい むかついたので、ダチにダチを呼ばせて、パーティーを開くことにした 稼ぐだけ稼いだあと、沙都子も混ぜようとしたら、片方は園崎家の時期頭首だと言いやがった 古手に続いて、こんどは園崎じゃと? 即座に沙都子を連れて、ダチの家から逃げ出す 逃げた後、ダチの家の方に向う、黒塗りの車数台とすれ違う すれ違った車の中に葛西のツラがあった気がする 本気でやばい。やばすぎる 園埼組の息のかかってないカプセルホテルに逃げ込む とりあえずは始発を待って・・・ 東京にでも行くか? そこまでいけば園埼組の連中も何も出来まい 金はナントカある、通帳が見つからなかったのはくやしいが、今更戻れるはずもない ええい、なんでわしがこんな目にあうんじゃ!、わしはただ楽に生きたいだけじゃのに!!! 6月22日 神さんはわしの味方をしてくれたらしい 問題が全て解決した 詳細はしらんが、ガス災害とやらが雛見沢で起こったらしい しかも、それにあの葛西も巻き込まれたっていうじゃないか 古手のガキも、園埼の小娘もまとめておっちんだ オヤシロサマ、じゃったか? に感謝せにゃあかんね~ 6月23日 沙都子の様子がおかしい わしと違って、雛見沢にダチがおったようじゃからしょうがいないかもしれんが・・・ウザイ メシも喰おうとしない 6月27日 いいかげんメンドウになってきた。 だいたい、わしだって一連の騒ぎで、ダチは全滅したんじゃ、寂しいのはおまえだけじゃないわ 7月1日 大災害の騒ぎもだいぶ落ちついてきた 沙都子も明るくなった 何がどーなったかしらんが、わしのことをにーにーと呼んで慕うようになった 最初からこういうふうに可愛げのあるとこ見せてりゃ、わしだって、 ちったー優しくしてやろうと言う気になるってもんだ 7月7日 沙都子の興宮の学校への転入手続きが終わった 明日から学校も再開されるらしいので、それにあわせて登校させることにした 生活費も当面は困らない 被災者として登録できたんで、見舞金として結構な額が振り込まれることになった ようやく運が向いてきたようじゃ 7月27日 これが最後のページ。日記も今日で終わり リナが生きてりゃ大威張で見せたんだが、まあしゃーないわな 沙都子がよく笑うようになった、わしもそれにつられて笑うようになった 下手にトラブル起こすと、見舞金が下りなくなるので、適当に回りに合わせたのがよかったらしい 新しい友人もできた、言葉遣いも少し正した、刺激は少ないが、酒は呑めるし金もある こういう暮らしも、案外悪くないものだ 考えて見りゃ、沙都子は、あの人の子だ。兄貴には勿体無さ過ぎるほどのどえらい美人の娘だ 大きくなれば美人になるじゃろう、あと5~6年ってとこじゃろうか?? わしの未来、バラ色じゃ!